秘密の味
…………
放課後


誰よりも先に支度をした

真美にバイバイと合図して教室をでる


下駄箱にいき靴を履く
急いで家に向かった


後ろで真美が


「ありさー!!携帯忘れてるー…!!」


なんて聞こえなかった

「……なんであんな早く行くんだ??」


真美は携帯を握りながら下を向いて歩いていた


ドン…!!

「わっ…すみま……あー!!ありさのお兄さん!こんにちは」


ぶつかったのは

災厄にも

お兄ちゃん
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