君のNo.1 ~二人の距離~


放課後

心を決めて屋上へ向かった

階段を一段登るたび

あたしの緊張は増していった

その途中ギャル達が階段にたまっていた

嫌だなと思いつつ

横切ろうとすると

一人があたしの前に立ちはだかった


「通りたいんだけど。どけてくれない?」


あたしの頼みは聞き入れてもらえず

あっという間に数人に囲まれた


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