「左手の約束」
第二十二章 「決意」



降りしきる雨の中、車は、




陽菜の家に着いた。




陽菜は、

小走りで車に乗り込むと

突然涙を流した。




突然の出来事に、

俺は驚いたが泣き止むまで

優しく抱きしめてあげた。





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