僕たちの恋


思わず抱きしめてしまった



「それでも由真さんが好きなんだ」



今はまだ俺を好きじゃなくても



『おい。そういうの部屋でやれよ。』



声のほうを見ると、夕方の男が呆れ顔で見ていた



「…おまえ、誰?」



睨みながら言うと



彼女は慌てて俺から離れた



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