僕たちの恋



電気を消して、ベッドに入った



こんなこと初めてじゃないのに…



数分もすると横から寝息が聞こえてきた



疲れてるんだろうなぁ


横をチラッと見ると、彼女は俺の方を向いて寝ていた



…無防備すぎる…



彼女にそんなことを思うなんてとは思うけど…



まだ好きとも言われたわけじゃないから



彼女の気持ちがわからない



髪を撫でていると、彼女の手が俺を捕まえた


『……雨宮くん…好きだよ…』



えっ?



彼女の顔をジッとみてみる



彼女はリズムよく寝息を立てた



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