虹色パウダー



僕は「学校」を居場所としている。


学校が嫌いな子。

学校へ行けない子。

学校で悩んでいる子。




僕はそんな子の元へ飛んでいく。




そして、僕のお気に入りの桜の匂いのパウダーをふりかける。



この香りは期間限定。



春の時期だけなんだ。




僕の気分で匂いは変わる。




パラパラ・・・・・・




ほらね。


ちょっとだけ笑顔になった。






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