(#`皿´)申し訳ありません、ご主人様!!
な、何語?

ちょっと解らなくて笑顔を向けると、慌てて後ろから母親がやって来た

「すみません…」

「あ、いえいえ」

笑顔で会話を交わすと、少女は母親に何かを話した

「ジュリアン、ダメよ!日本語でお話なさい…
ほら、お姉さんに聞いてごらんなさい。『お名前は何ですか?』でしょ?」

ああ、そうなんだ…

にっこり少女を見つめて言葉を待った

少女は頷いて、私を向いた



「おまえ、なんですか?」






えー、人間デスガ、何カ?




少女の母は慌てて言い直させ、私もきちんと自己紹介をした


フランス大使館の方でした…



もう!地球語を作ってくれ!!


「小桃!」

坊っちゃんに呼ばれて、私が近づくとそこにはたくさんの外国人の方がいた


「この子が今日の私の連れです」

坊っちゃんのスラスラな英語で紹介され、私も挨拶しながらみんなと握手を交わす


た、大変なんですけど!!

つくづく坊っちゃんの世界が異質なんだって感じた…






私、実は一般人ですよ〜




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