まりぉchanの秘密。

儚い記憶






麻耶とは、幼稚園から一緒で。
幼馴染だった。







俺は、いつも一緒にいる麻耶のことが好きで。
本気で好きで。







だけど、麻耶は小学校3年生のとき、がんで入院した。






毎日お見舞いに行った。





学校の話、友達の話、テレビの話、







麻耶はそんな俺のつまらない話を一生懸命聞いて。
笑ってた。








俺は、そんな麻耶の笑顔が好きだった。








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