5年先のラブストーリー-この世のしるし-
二人して、街に繰り出したものの、今日はクリスマス。
店はどこに行ってもいっぱいだった。
「あぁ~やっぱり先輩来なくてよかったのかなー」
陽子はポツリと零した。
二人に暫く沈黙が続いた
まゆみはその間、かかるはずがない携帯をずっと見つめていた。
「まゆみ先輩!さっきからどうしたんですか」
「・・・ごめん・・・」
「?」
「・・・・・陽子は本当に直樹先輩の事が好きなんだね」