5年先のラブストーリー-この世のしるし-
そして、本当に何も知らない。知らされなかった女性が一人。
ここにいた。
そんな玲子は最近になって、直樹に大事な人がいるのか
それが、いつまでも聞く事が出来ず、眠れない日々が続いた。
けれど、今日はクリスマス。何の躊躇もなく、こんな特別な日に会えると言う事は?
玲子の不安は全くと言っていいほど消えていた。
そして、玲子は直樹に心を許すような発言を繰返した。
直樹はこの時、ある決意を固めていた。
心は決して揺らぐはずがなかった。が・・・?