あの日の夕日が優しかったので

空白の3年間






――――――――








(またか)




朝、教室にきたら、机の上に

それはそれは綺麗なお花が飾られていました。



あたり前だが、その机は僕の机です。



(だいじょうぶ)


(だいじょうぶだ)





(慣れてる)








浴びせられる罵倒も
下品な笑い声も
恐ろしく冷ややかなその目も



慣れている。













僕の朝はいつも
こうして始まるのだ。












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