7日間恋愛。


時が流れ
なんとか夕食も済み
テレビを見ていた。


「ふぅ…私お風呂入ってくる―。」

あかねが風呂に入りに行き、俺はやりっ放しになっている食器を洗いに行った。

こう見てえも、家事は得意だからな。


それにしても……
俺、この家に馴染みすぎじゃね?

そんな事を考えながら、食器を洗い終えた。



そしてまた
テレビの前に居座った。

なんかおもしれぇのやってねぇかな―…


そんなところで、俺にとっちゃ恒例の睡魔くんが襲ってきた。

こんな場合、俺は抵抗せずに襲われたあげく爆睡。そんな感じで、俺は深い眠りについた。








「―――し!!!
―――――としっ!!!
さとしぃ―――っっ!!」


俺は例のドジっ子の叫び声によって
爆睡中の体を叩き起こされた。


「んだよ―!!」

しぶしぶ返事を返す。

「助けて智―!!!」

こけたのか。

「こけたのか―??」


「違うっっ!!!!
腰ひねって動けなーいっ!!あっ、痛っ!!」


なに!?!?
腰ひねって動けないだと!?……あいつはババァか、このやろう。


「智っ!!!ちょっまじ痛いんだって!!!」


そう言われましても…


「今行くからよ―。お前どこ居んの―??」






< 10 / 66 >

この作品をシェア

pagetop