【完結】続・先輩に片想い…「きらきら光る指輪と想い…」
―最終章―きらきら光る指輪と想い…
夜になり、しんくんと家に帰る。




「ただいま~!」



「おかえり」



「あ、あのっ、
はじめまして!
伊東忍と申します」


「はじめまして。
伊東忍君……、どこかで聞いた事のある名前……」




そうなの?
お母さん!思い出して!




「あっ!お母さんって昔ケーキ屋さんで働いてたわよね?」


「はい。俺が小学生位の頃まで」



「そうよね。私も働いていたのよ。その時、あなたのお母さんと一緒に働いていたわ」



「そうなの?お母さん?」



「そうよ。お母さん休みの日に忍君を連れてお店に来た事もあったし、家にも……」




その時、お父さんが帰って来た。




< 326 / 366 >

この作品をシェア

pagetop