怪盗ブログ
「……うん」
何とか返事をする。
「千夏がティアラにこだわってるみたいだったから念を押したんだ」
「うん……」
「怖がらせて悪い」
「大丈夫」
十星に勝ちたいなんて気持ちは一気に消えうせた。
そしてその気持ちの変化に情けなくなった。
大貴に笑ってみせる。
「大丈夫だよ」
「無理はしない。
危ないと思ったらすぐ戻ってくる」
あたしがそう言うと、大貴はあたしを抱きよせて髪を撫でた。
「腹ごしらえするか!」
あたし達は買ってきたものを食べながら最終確認をした。