ホストVSアタシ
*とある出来事*
あの後…夜斗が来てアタシを車に乗せた。
車の中では…

「なんか、あったかぁ?」

『別に…何もなかった』

「そ~か?なんか、やられなかったか?」

『…告白された』

「へ~告白ねぇ…って!!マジで!?」

『マジ』

夜斗は、怒ったような顔をした。

「あいつ…で?返事したか?」

『…してない』

「そうか」

『夜斗は?』

「は?」

『女の人といたじゃん…』

「あ~、客」

お客さんに、あんなキス…

アタシは、涙ぐんでしまった。

「真希?」

『なんでもない!ここでいいから!』

アタシは、降りた。ゴメン…夜斗が悪いわけじゃないのに…

< 52 / 60 >

この作品をシェア

pagetop