WILL
リーダーはキッチンへ行って紅茶を作っている。
全く不思議な光景だ。こういう場合、普通、部下が紅茶を入れるのが一般的である。

何か、悪いな、と思いながらソファーに座ってリーダーをまった。

リーダー『ちょっと来てくれない?』

『あ、はい。(また失敗かな?)』

リーダー『手が塞がってドアが開かないの、開けてくれない?』

『あ、はい(なんだそんなことか、てっきりまた失敗かと。)』

ドアを開けるとリーダーは重そうに両手に紅茶とケーキの乗ったプレートを持ってきた。
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