機械魔法伝~第二章~
序説
 僕の名前はガイ。サイバーシティーを破壊したテロリストだよ。

 今はサイバーシティーに住んでいて、ライ君とキルと話をしてるんだけど…


「最近暇だよね…今度は魔法都を破壊したくなった…」


 ちなみに魔法都は僕の故郷だ。


「お、良いねそれ!あたしも魔法都破壊しに行く!」


 キルは手を握りしめて嬉しそうにそう言った。でもライ君は深刻な顔をした。


「それだけは駄目!」

「でも破壊しに行きたい。」


 そう言って僕がキルと一緒にその場を去ろうとすると、ライ君が剣を構えて僕の前に立ちはだかった。


「お願いだからやめてくれ…俺は本気だ!」


 このまま前に進むと、ライ君に剣で斬られてしまいそうだ。


「邪魔しないでくれる?ウィンドカッター…」

「え…?ごぽっ…」


 風の刃がライ君の心臓を貫いた。ライ君は大量の血を吐いて、その場に倒れた。心臓を貫かれたから、ライ君はもう死んだだろう。


 どうしょう…主要キャラを殺してしまった…。

 …まぁ良いか。ライ君ぐらい。特に役に立たなかったし。前向きに考えよう。


 ライ君を闇に葬った後。僕は今度は魔法都を破壊しに行く事にした…
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