捨てられたプリクラ帳 ―復讐―
第7章:咲月side
第7章:咲月side


朋子にちょっと悪戯をした次の朝。
何とも気持ちの良い朝で
目覚めた咲月は、イエス様が私に
チャンスを下さったのだと思った。



だって、あの輝く朝日は、



恨みを晴らしなさい、
あなたの気が済むまで、復讐しなさい。



こう言っているみたいだもの....



「お母さん、朝はお餅3つね!」



いつもは2つだけど、
今日はいつもと違う日だもん。



お母さんは、食べ盛りね~なんて言いながら、
お弁当におかずを色とりどりに盛っている。



そして、学校にいつもより15分くらい
早く着くように、家を7:15に出る。



「今日、生徒会の集まりあるの。」



いつもの口実を言い、咲月は玄関から
外へ足を踏みだした。



鼻歌が自然と漏れる....



学校の校門で、守衛さんに
朝の挨拶をする。
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