消された煙草


重たい頭を無理やり持ち上げて目を覚ました私の眼前に。


有り得ない光景。


半開きのカーテンから伸びる日差しが照らし出したそれは、これが夢だったらいいのにと思わせるのに充分な現実をはっきりと私に見せつけていた。


――なんだこれは?


呆然とベッドの上から立ち上がれずに足下に転がっているソレを凝視する。




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