幕末恋々
流石の恋もその態度に頭がきて







「じゃあ貴方の事も言いますね?土方歳三さん?」







そう言って話し始めた。









「土方さんは天保6年に石田村の土方隼人の四男に生まれた。」








恋はそう言って土方を見た。








「ほう、それで?」







土方は挑発的な目で恋の事を見た。






恋はそれにまた腹が立って









「確か、奉公に出てその頃はとても可愛い顔をしていたので奉公先の主人に迫られてそこから逃げて石田村に夜中1人で歩いて帰ったんですよね?それ以来衆道がだいっ嫌いなんですよね?」





と土方の恥ずかしい過去を思いっきり暴露した。














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