幕末恋々
「うわぁっ!すげぇっ!」









鉄くんはそう言って私とくないを交互にみる。









「すごくないよ。鉄くだって強いんでしょ?土方さんが言ってたよ。」









私がそう言うと鉄くんは頬を少し赤くして首を振る。








「あれ?鉄くん袖ちょっと切れてる。ちょっとこっちおいで縫ってあげるから。」










私はそう言うと鉄くんの手を引き縁側に座らせる。









「じゃあ今着てるの脱いでこれ着といて?」










私はそう言って土方さんの羽織を渡す。









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