幕末恋々
「・・・・好きなのかまだよく分からないんです。けど土方さんを見るとドキドキして苦しいし土方さんが島原へ行くときはすっごく胸がチクチクするんです・・・。山南さん一体何なんでしょうかこの気持ちは・・・。」


















恋はそう言うと山南の方を見た。












「それを恋って言うんだよ。恋君」








そう言ってふわっと微笑んで優しく恋の頭を撫でた。













「・・・そうなんですか・・・・山南さん、私やっと分かりました。私は土方さんが好きです・・・・。」









恋がそう言うと山南は嬉しそうな顔をして









「恋くん、頑張って。」










そう言って部屋から出た。









そうなんだ・・・・私、土方さんの事・・・・・









山南さん、気付かせてくれてありがとう。
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