Secret Prince
「そろそろ離してくれないと、俺、このまま寝ちゃいますよ?」
・・・・・・・良いんだよ、藍斗はそれで。
思ったけれど、口には出さなかった。
たまには、ゆっくり休んでも良いんだよ。
藍斗が抱えてきた苦しみや痛みを、少しでも溶かしてやりたい。
ただ、そう思った。
暫くすると、規則正しい寝息が聞こえてきた。
背後から、その表情を覗き込むと、
あどけない少年のようだった。
普段の大人びた彼を、全く感じさせなかった。
何重にも仮面を被るのに慣れて、いつしか、
それが普通だと思うようになってしまったんだよね。
それは、一概に悪いとは言えない。
だけど、たまには休まなきゃ、頭がショートしちゃうよ。
藍斗の身体を抱きしめているだけで、
いかにこの子が苦難を乗り越えてきたか、っていうのが
よく分かる。
一見華奢に見えて、実は、引き締まった身体つき。
付くべき所には、しっかりと筋肉が付いていて、
この調子だと、おそらく腹筋は割れてるんだろうな。
そんな事を考えていたら、僕の意識も、
また遠のいて行った。
・・・・・・・良いんだよ、藍斗はそれで。
思ったけれど、口には出さなかった。
たまには、ゆっくり休んでも良いんだよ。
藍斗が抱えてきた苦しみや痛みを、少しでも溶かしてやりたい。
ただ、そう思った。
暫くすると、規則正しい寝息が聞こえてきた。
背後から、その表情を覗き込むと、
あどけない少年のようだった。
普段の大人びた彼を、全く感じさせなかった。
何重にも仮面を被るのに慣れて、いつしか、
それが普通だと思うようになってしまったんだよね。
それは、一概に悪いとは言えない。
だけど、たまには休まなきゃ、頭がショートしちゃうよ。
藍斗の身体を抱きしめているだけで、
いかにこの子が苦難を乗り越えてきたか、っていうのが
よく分かる。
一見華奢に見えて、実は、引き締まった身体つき。
付くべき所には、しっかりと筋肉が付いていて、
この調子だと、おそらく腹筋は割れてるんだろうな。
そんな事を考えていたら、僕の意識も、
また遠のいて行った。