はじめての…
抱きしめられている航くんの腕にそっと触れながら…
「あたし、航くんに初めて会ったときから気になってた…いつのまにか嫉妬心もあった…
自分が意味わかんなくなるときもあったけど、今は答えが出たよ…
あたしも、
航くんが…
好きッ」
言った~!!!!
やばい、顔熱いっ
すると、
抱きしめていた航くんの腕に一瞬、力が加わってあたしはさらに締め付けられて苦しくなって…
「う゛っ」
その瞬間航くんはあたしから離れた。少し淋しい気持ちになっちゃったけど…
てか
やっば!
変な声、出ちった…
「ごっ、ごめん!思わずっ」
あたしたちは向かい合って照れ笑いしあった。
幸せだった。