はじめての…
嬉しい…
「ごめんね、あたし…ただ自分のことばっかり考えてて…」
「俺もごめん。もうそんな軽はずみなことしないから」
「ううん、いいの。航はみ~んなに優しくないといけないんだよ」
「でも…」
「あの女の子となんか話したの?」
「ぜーんぜん!雨強く降ってるねーそうだねーくらいの会話しかしてないし」
「ぷ!しょーもなー」
「いいだろっ俺、実は口下手なんだからなっ」
「ふふふ…」
「なに…?ハル…」