バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
ママに男は顔だ!って言うと直ぐにデコピンされる。



美憂はまだまだ子供ねってママが言う。



美憂は子供じゃない。



小学生なの!



小学生は子供?



子供は3才の健太郎でしょ。



ほら、健太郎又泣いてる。


だから子供なの。



私泣かないもん。



『美憂宿題したのか?』



「まだ。」



『美憂宿題は先にやりなさい。少しは夕顔を見習えよ。』



「だって分かんない。ママと一緒で算数嫌い。」




『そうだったな。ママも数学酷かったし、ママに似てしまうなんて可哀想だ。』



「一輝何その言い方。私はただ勉強しなかっただけで、


やれば出来たんだからね。」




一輝がニヤリと笑う。



あ、一輝が担任だったしかも数学は一輝が担当だったんだ。



毎回赤点スレスレで一輝に毎日教わった。



『華分かってる?今日の夜の楽しみが出来たよ。


お仕置き期待して!』




期待なんて出来ない(汗)。






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