バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》

将一の決意

俺は夕顔との交際を認めて貰える為に必死だ。




俺がこんなに必死になるのは始めて。



たけど嫌じゃないんだ。



俺は夕顔の父親と交わした約束を守っている。



あれから学校は休んでいない。



授業もサボっていない。



部活は毎日出て、3年生が引退して俺は部長になった。



勉強も毎日して、今まで最下位だった順位も上がった。



数学はかなり酷くて夕顔に私には無理って言われ、



結局夕顔の父親に見て貰う事になった。



やっぱ数学の先生だけあって教え方が上手い。



でもかなりスパルタ、半分ビビりなから教わる。



夕顔が頑張って認めて貰おうねって笑顔で言うんだ。


俺、夕顔の笑顔に弱い。



こいつの為ならなんだってやってやる。



頑張るぞ俺。



絶対夕顔との交際認めて貰う。







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