バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
愛結が夕顔を舐め回すように見詰める。




「将一、こんなお子様相手にしてる訳?


将一とはもうヤった?


将一上手いでしょ?」




夕顔はポカーンとしてる。


そして、「ヤルって何?それよりあなた誰?」



「私、将一の元カノしかも将一の初めての相手。」



愛結おまえはっきり言い過ぎ。



俺は夕顔にどう弁解したらいいんだよ。



夕顔が俺を見た。



何故か焦る俺冷や汗が出て来た。



「フーン。あなたが将一の初めての彼女さんですか。

将一の初めての相手な訳ですね。


私はまだ将一とはキスもエッチもしてません。


でもあなたより将一を思う気持ちは負けませんから。

あなたとの勝負受けて立ちますよ。」




なんだ、夕顔って何気に強いな。



なんて感心してる場合じゃない。



『愛結悪いが、夕顔とは本気なんで手も出せない。


俺マジでコイツに惚れてんだよ。


俺コイツの為ならなんだって出来る気がする。


愛結が気にいらないなら、俺ぶん殴ってくれていいからさ。』



「バカバカしい。将一のこんな姿見たくなかったよ。じゃねぇー。」






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