バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
夜中に目が覚め携帯を手に取ると啓太からメールが来ていた。




【華ごめん、友達と飲んでて連絡するの遅くなった。

さっき沢田からも電話が来たけど、


二人して急用なの?


それと帰って来たら彩夏いないんだけど、華のとこ?】



啓太のあまりの呑気さに呆れた。



私は啓太に電話をした。



啓太は眠そうな声ですぐに出た。



【華何、急用? 彩夏と廉人華のとこにいる?】



《何呑気な事言っての!すぐうにち来てって言っても無理か。》



啓太は無言寝てる?



《啓太起きて!》



【華怒鳴るな。頭に響く。今からは華のとこ行けない明日じゃ駄目? 】



仕方ないか。



《啓太明日の朝すぐ来てよ。来ないと私啓太とは絶交だからね。


彩夏をこれ以上傷つけたら私許さないから。


分かった啓太!》




【分かったけど彩夏がどうかした訳?


彩夏は華のとこにいるんだろ。


明日俺が迎えに行けばいいんだな。】


《とにかくなるべく早く来て、啓太覚悟して置きなさいよ。


一輝と話しをしてほしい。

私一輝と約束したから、私から今は言えない。》






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