バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
私は病室に入る。



啓太が彩夏を抱き締めて泣いている。



「啓太、彩夏がどんなに大切な存在か、思い知ったようだね。


啓太土下座して謝った?」



「華ったら。」



「彩夏は啓太許す気になったの?」



「何か私の勘違いみたいだったし、


今回は許してあげようかな。」



彩夏甘いって!



「さっき啓太が言った事きっちり守って貰いますからね。」



『彩夏より華の方が怖いや。』



「当たり前でしょ。啓太はそれだけの事したんだからね。


たとえ、彩夏の勘違いだとしても、


彩夏をここまで追い詰めたのは啓太だからね。


ここはきっちりと謝って貰いましょ!」




私は腰に両手を起き偉そうに言ってみた。



すると、『華その辺にしなさい。後は夫婦の問題だから、


華はもう俺と帰るんだ。』


この声は一輝だった。



一輝帰って来たんだ。



私は、おかえり!って言って一輝に飛びついた。



『こら!華離れて。』







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