バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
だから、それからは一杯華ちゃんに甘えた。



あの日最初に華ちゃんと会った時、



何で華ちゃんは泣きそうだか後で分かった。



華ちゃんは私と同じ父子家庭。



しかも殆んど父親がいない。



華ちゃんはそれをいつも我慢してたんだよね。



だから私は華ちゃんをうちに呼んだ。



それから毎日華ちゃんの作ったご飯を食べた。



パパのご飯は今一だったから、華ちゃんのご飯は本当に美味しかった。



保育園へ持って行くお弁当も華ちゃんが作ってくれた。



もう私のママは華ちゃんしかいないと思った。



でもパパが華ちゃんを好きにならないと、



この話はうまくいかない。


だってパパモテるだよね。


絶対華ちゃんを好きになって貰わなきゃ、



なんて思ってたら、パパが華ちゃんを見る目が変わって来た。



うーん、なんていうのか生徒を見る目じゃないんだよね。



もしかしてパパ華ちゃんに恋してる?







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