バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》

好きな先生と結婚して

『もしかして華先生も俺たちと同じなのか?』




「そうなの一輝は私の担任だったの。


たけど、みんなと一緒なんだよ。


ただ好きな人が担任だっただけ。


でも現実はかなり厳しかった。」




『俺たちもそうだった。俺が高3の時美沙子が俺の担任になったんだ。


俺美沙子に一目惚れして、すぐに告白したけど、


振られた。何回告白しても振られ続けた。


それでも俺は諦め切れず、毎日ストカーみたいに付きまとった。


そしたら美沙子が観念して付き合ってくれた。


嬉しくて舞い上がった。


俺が高校を卒業して美沙子と同棲をした。


俺は地元の市役所に就職をして、美沙子にプロポーズしたんだ。


あの頃は美沙子と一緒にいる事が幸せだった。


たけど、亜沙美が生まれ亜沙美に美沙子取られたみたいに思えて、


俺バカだから、俺に優しくしてくれる女に安らぎを求めてしまった。


美沙子事こんなに好きなのに美沙子本当にごめん。』



「智もういいから、智の気持ち分かったからもういいよ。」







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