オオカミいっぴき。~クールな不良と甘々❤ラブ!~
「……他の男のハナシとか、いらねぇから。話すな馬鹿」
それだけ言うとあたしから目をそらして、コロのおでこに鼻をうずめる。
心なしか、照れている様子。
屋上のあのとき以来の“嫉妬”に少し胸がふるえた。
「べ、勉強、します」
「ん」
――あたしはそれからドキドキしてなにも話せなくて、おとなしく数学の問題を解いた。
そして、藤岡くんは藤岡くんでいつものように何も話さないから
変な空気のまま、勉強会は終了した。