トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
「…あたしね、ずっと知ってたんだ…。」
「……え…??」
なんのことを言っているのかさっぱり解らないあたしは、首を傾げた。
「紗菜が…
ずっと前から、優を好きだってこと―…。」
―…………!!!
「…えっ?」
突然の話に、あたしは動揺が隠せない…。
どういうこと…!?
「紗菜は、入学当初からいつも優を見てたから…。
だから、本人に聞かなくても解った…。
でもあたしは…
それに気付いてたくせに、気付いてないフリをし続けてきたの…。
優は美衣と付き合ってたし…。
紗菜から言ってこない限り、わざわざあたしから聞くことでもないのかな…って思ってたから…。」
「…奈津…」
奈津は、紗菜の気持ちに気付いていたなんて―…。
「でも、もしあたしが、紗菜の話だけでも聞いてあげていれば…。
紗菜だって、こんなにも思い詰めることなんてなかったかもしれないし…。
そしたら、こんなことにもならずに済んだんじゃないかと思って…。」
「そんな…」
奈津は…
紗菜がしたことを知っているってことなの…?
それで、それは自分のせいでもあるんじゃないかって。
そう自分を責めてるの…?
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