労働の価値 その2
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これまでの説明で、
もしかしたら君はイライラしているかもしれない。

「商品の価値なんて、
値段をみればわかるよ！」、
そのとおり。

商品の価値は、
値段、
つまりお金の量で測ることができるのだ。

じつはここまでの話しは、
この「お金で測る」とはどういうことか、
それを考える準備だった。


はじめはただ、
ひとは商品と商品を交換していた。

交換されたとき、
「価値があった」と気がついた。

それがそのうち、
「お金で測られる」ように変わっていく。

どんなふうに変わるのか、
考えてみよう。


そのことで、
「お金」のもつ「不思議」が明らかになる。


一番はじめは、
ふたつの商品が交換される、
この関係だ。

ここからはじめよう。

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