先生がくれたもの~運命に導かれて~
「瑠璃ちゃん?!」
「先生…?」
「良かった。…本当に良かった。」
オレは狂ったように何度もそう言った。
「あたし…生きてるの?」
「生きてるよ。瑠璃ちゃんはちゃんと生きてる。」
「って事は、あたし、助かったんだ…」
「そうだよ。」
オレがそう言うと、水無瀬瑠璃の顔に安堵の感情が表れた。
オレはそれを見ると心が解放されたような気になった。
今オレの心を縛るものは何もなかった。
水無瀬瑠璃は体を起こした。
そして…