歯医者さんに恋しちゃいました☆

『お礼に家に上げてしようと思ったの。最低!!』


そういいながら桃花は俺を睨んだ。


『違います。』


彼女は慌てて否定した。


『マンション下でお礼を言おうと思って私が待ち伏せしてたんです。それで聡さんが帰ってきて話してたら鳩のふんが落ちてきて。』


そう、俺は最悪にも鳩のふんが肩について悲惨だった。


『まだちゃんとお礼言えてなかったんで、のこのこ私が着いてきたんです。誤解させて申し訳ありません。』


彼女は深々と桃花に頭を下げた。


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