君の面影を探して
「ほら、満月も怜桜もえぇ加減にしとかんと…」

そこへ見かねた怜桜の兄、魁人が2人を止めに入ろうとした


しかし2人は見向きもしない

それどころか更に激しくなり殴り合いにまで発展してしまった


「もう時期組長来るでやめえって!ほんまヤバいで!おい!」

そんな魁人の制止を聞くこともなく殴り合い続ける2人

もちろんお互いに叫び合いながら



「あ…」

「朝っぱらからうっさいねんボケー!」


─バキッドカッ


ついに起きてきた”組長”に殴り飛ばされた2人

痛そうに殴られた頬をさすり組長を見上げている


そしてその組長は鬼の形相で2人を見下ろしている

シルクのいかにも高そうなパジャマを来て木刀を片手にぶら下げながら…


そのまま2人はその場にいた組員、愁斗と大地に1人ずつ引きずられ1.5階の事務所に連行されていった

そしていつもの様に事務所からは組長の怒鳴り声が聞こえてくるのだった
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