ダークターゲット
しばらくするとリルが話しかけてきた。

『カズヤ。お母さんのことは、すごくわかるわ。でも自分を責めないで。私達が力を使えるのは心が弱い人が闇の使いによって殺意を持ったときだけよ。その時が最大限に未来を変える力があるの。だから今回はただの事故だったし、お母さんの云うように宿命だったのよ。守れなかったのはあなたのせいじゃないわ。』

「うるさい!!」

僕は怒鳴ってしまった。

リルは小さな声で

『ごめんなさい…』 と 云って 消えた…。

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