【実話】コイウタ・完


『詩音は自分の夢が順調で…デビューだって決まってる。でも俺はまだなにもないんだよ…。俺は自分からチャンスをつかまなくちゃいけないのに』



『私が邪魔なんだね…』



『なんで我慢できないんだよ。寂しいのだって今だけだよ…?俺は詩音が好きだから将来一緒にいれるように夢をつかんで落ち着いた生活が出来るようにしたいんだ…』



『私が成功するから、佑斗は頑張らないで傍にいてよ』



『は?俺の立場ねーじゃん。俺が詩音を支えたいんだよ…。男として。だから俺に自由をくれ…』



『私が佑斗を無理矢理縛ってるんだ…?』



『なんでそんな風になんだよ!』



『だってそーじゃん』



『もう話になんねー。俺もう出るわ。頭冷やしてから食事行きたいし…』




























!!!!!!…




私は近くにあった剃刀で腕を切った。

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