【実話】コイウタ・完
『…ぅ……っく』
どうしようもないこの気持ち。
会いたくても会えない…
戻りたくても戻れない…
ごめんねって伝えたくても…
伝えられない…
いつかまた戻れる日を
信じて待つしかないんだ…。
苦しくて…切なくて…
悲しくて…辛くて……
恋ってこういうものなんだ。
そう気付いたのは、
佑斗と出会ってからだった。
プルルルル…プルル…
カーテンだけがゆらゆらと揺れ、物音ひとつしない静かな部屋に携帯の着信音が鳴り響いた。