ハピネス 〜女になった私〜



大晦日のお昼から女二人でビールを飲んで、一緒にお風呂に入って、ゴージャスなベッドでお昼寝タイム。



まだほんのり残ったノブくんの匂い。



枕をぎゅっと抱きしめながら眠りについた。








「未希、未〜希ちゃん!!」



「ん゛?・・・ノブくん?」



何時間くらい寝てたんだろう?



明るかったはずの窓の向こうは、すっかり暗くなってオレンジ色のライトが闇を照らしている。


ビールがきいたのかな?



「ただいま。」



「・・・おかえり」



まだ完全に覚めきらない私の上に、ノブくんの体が重ってチュッチュッて何度もかわいいキスをする。




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