ハピネス 〜女になった私〜



カウントダウンを終えると、あまりに寒がるノブくんに手を引かれて、私達はすぐ自分の部屋に戻った。



可愛いカップに温かい紅茶を入れてノブくんに手渡す。



隣に座った私が、紅茶を一口飲むと、ノブくんは私の頬にキスをした。



「なぁなぁなぁなぁ!!未希ちゃん、ここ来てまだ1回もエッチしてないって知ってた!?」



わざとらしく驚いた喋り方で私の肩を叩く。



「えーー知らない!!そうだったっけ???」


「そうやねんで!!ありえへんと思わん??」


「マジありえないね〜??」


「ないよな〜??」


ぷっ・・・いつまで続くの?



お互いを探る様に見つめ合う。



「未希、今日エッチする日?」


「ノブくんが知ってるんじゃない?」



にた〜っと可愛い笑顔を見せると、ノブくんは私を抱き上げた。



人生2度目のお姫様抱っこ。



「エッチする日〜!!」


「エッチする日〜!!」




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