Secret×Secret




―――――――――――――


「えーっ!あれが長谷川さん!?」


「そうだよ!すっごい美人だよね」


「んもー、それは…」


席に着いて周りから聞こえる。


顔が真っ赤になるのが分かる。


他のクラスの子もあたしのクラスに来ては、みんな同じようなセリフを言っている。


あたしは嬉しいような、くすぐったいような、変な気持ち。



…嫌ではない。




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