俺様蓮斗の一途な恋
帰り道私達は無言で歩いていた

私の家がだんだん見えてくる

「今日はありがとうね

じゃあまた明日」

そう言って家の中に入ろうとしたとき

奴に手を引っ張られ

私は奴に抱きしめられる体制になった

「ちょ、ちょっと」

「ごめんな守れなくて」

奴はそう何度も呟いた

しばらくすると

私を抱きしめていた手を離した

「じゃあまた明日なっ」

そう言って奴は帰っていった
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