幼なじみな僕ら。
そう叫んでから、相手を見る。
相手は、死んだかのようにうつぶせに
道路に転がって、ピクリも動かない。
あたしは恐くなって。
でも、その場を去ることも出来なくて。
倒れている相手の後頭部を、じっと見つめる。
長めの、黒い髪。
・・・すぐに、それが誰なのか分かった。
「・・・鳴海先輩?!?!?!」
先輩に駆け寄る。
しゃがみ込んで、先輩の頭を、
自分のひざの上に乗っける。
黒い髪の隙間から、先輩の顔がチラリと覗いた。