幼なじみな僕ら。












部屋に入ってきたのは、亜子だった。






俺はじっと亜子を見詰める。



・・・ここ、どこだ??

なんで亜子がいるんだよ??




視線だけで出来る範囲、あたりを見回した。







可愛らしいぬいぐるみに、綺麗に整頓された部屋。



・・・女の、部屋だ。







「覚えてます??昨日のこと」









亜子が俺の近くに寄ってきて、聞いた。


俺は、視線を天井に戻す。








・・・昨日のこと。

・・・覚えてる。











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