恐怖話
キィコキィコ..
ブランコの漕ぐ音が聞こえた...
僕は横目でブランコを盗み見た。
キィコキィコ...
ドクンドクンドクン
ドクドクッ..
僕らは無事大東公園を過ぎて道路に出た。
「やっぱ悲しそうな顔してたよな??」
僕もはっきり見た。
さっきと同じ様子で俯いて悲しそうな顔をしていた。
「確かにな」
三人で同時に見たんだからきっと義久もそうだろうと軽く考えていた。
でも.........
「やっぱり笑ってた..今度は手招きしてた.....こっちこっちって」
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