悲恋‐幼い恋‐
「瑠実ちゃん……」
「………おばさん……。」
顔をあげると、そこには弘樹の母親がいた。
「瑠実ちゃん……、弘樹に会ってあげて?
弘樹待ってると思うから……。」
弘樹が待ってる……。
あたしは重い腰をあげて、弘樹のもとにいった。
「…弘樹……、ごめんね……。
お通夜なのに……、取り乱しちゃったね…。
弘樹……、ごめんねっ……、あたしがあの時、呼び止めなければ………、
あたしのせいだね……??
弘樹……、あたしを許さないで…………」