あなたへ捧ぐ愛の歌
あー次はあの兵藤って奴で遊んでみるかなー。



でもアイツは俺が好きだからあんま面白くないかも。



まー……暇だし……いいか。



「ちょっと…待って……」




はぁ……うぜぇ……。




「あ?」






「じゃあ……私のこと……


好きでもなんともなかったの……??」




は?何コイツ当たり前の事聞いてんの?




まぁいつものパターンか。





「は?マジ?本気にしたの?  


”おめでたい奴”」




しょせん女なんてこんなモン。




すぐ本気にして



すぐ傷ついたような顔をして。



でもすぐに立ち直る。



……コイツも何日かしたらまた笑って、



こんな事なんてすぐに忘れるだろ。
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